文鳥と暮らす人 第2回 カオさん

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文鳥と暮らす人 第2回 カオさん

「文鳥と暮らす人」第二回は子どもの頃から文鳥を飼っている、筋金入りの文鳥好きのカオさんにお話を伺いました。
ちなみにインタビュー場所はIKEA南船橋店です。

カオさんプロフィール

文鳥ひとすじウン十年。現在は三羽の文鳥の飼い主。
若いときは丸の内辺りのOLだったり、キャラクター達と踊ったり歌ったりする人だったり。
<ぶんちょう>Joyジョイfulフル

●文鳥との出会い

−文鳥歴を教えて下さい

昭和四十年代になりますが幼稚園へ通ってた時に、マンションに迷い文鳥が来て白文鳥を飼ったのが初めてです。なにぶん小さい時なので自分ではよく覚えてないけども。
その一羽来た文鳥にもう一羽桜文鳥を買って来てペアにしたらヒナが生まれたらしいです。
で、増えたけどもそれは手乗りにはしなくて、増えた分は売っていたらしいです。小鳥屋さんに引き取ってもらったらしいです。
それで、幼稚園の頃何羽か孵ったけど、うちでは残していなくて一度はその系統は終わったみたいです。
小学生の時に二羽白文鳥を飼ったのが自分でちゃんと覚えている最初の子です。
その後はだいたい白文鳥一羽飼いばっかりで自分の年齢の五分の四くらいは文鳥と暮らしています。
最近のつながっている文鳥は二十年以上前に工藤優鳥園さんでお迎えしました。
それまでは白一羽飼いばっかりだったけど、白と桜の二羽、もう一人餌になるくらいで、それがすごい長生きだったので。
それとネットのブログとかが始まった時代が重なって文鳥情報を色々知ることができるようになりました。

 

−文鳥を飼いたいというのはカオさんが言い出したんですか?

たぶんそうだけども、両親も……父親が好きだったんですが、母親も鳥が苦手というわけではなくて、家族で文鳥好きです。

−他の鳥は候補には入りましたか?

たまたま最初に来たのが文鳥だったんだけども、それですっかりまったく他の鳥はうちには現れなかったです。
やっぱり白文鳥が一番好きです。文鳥歴はそんな感じです。

工藤優鳥園さんの二羽の後がホームセンターからお迎えした二羽で、それからはその次も白と桜だったけどもオス桜、メス白、その次がオス白、メス桜、その次の今が白文鳥兄弟と初めてのシルバーです。

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仲良し白文鳥兄弟

−最初の文鳥以外は繁殖は全然しなかったんですか?

そうなんです。たまたま相性が良くなかったから生まれなかったです。

−文鳥以外の鳥を飼おうと思ったことは?

文鳥を飼いだしたのは迷い文鳥が飛んできたからだけど、何で飼い続けたのかは刷り込みという感じですね。子どもの時に鳥が家に来て理由なく好きになって。だからインコは可愛くても自分では飼わないです。

−文鳥の好きなところは?

文鳥のアイリングがはっきりしているところが他の鳥より好きなところだと思います。ただ黒目があるっていうのではなくて、はっきりあるのが好きです。

●文鳥との付き合い方

−印象に残っているエピソードは?

「良い子は真似をしないでください」っていう失敗例はひと通りあるかなぁ。
子どもの時は子どもなりのバカさ加減で逃してしまったのと、文鳥が慣れすぎて人の周りでうろうろしているので事故になってしまいました。
いいことは…お家に人間じゃない生き物がいるっていうことは気持ちが落ち着いていいと思います。
文鳥は勝手にもしててくれるし寄ってきてもくれるところが自分には合っています。

−今後繁殖などは考えていますか?

生まれればもちろんヒナの挿し餌はしたいです。今回も少し挿し餌したので育ててみたいけど、お家にいられないと…。
昔はにぎり文鳥とかそういう情報がなかったから手乗りで普通だと思ってたけど、ネットの時代でいろんなにぎり文鳥を見てうちのホームセンターの二羽の時もメスだけにぎり文鳥になって「これがにぎり文鳥だ」と思って嬉しかったです。

−それは今いる子ですか?

今は多少握りで、その前のメスの桜文鳥がマッサージの出来るにぎり文鳥でした。
その子はヒナから育てたわけじゃないから生後四ヶ月くらいまでお店に居たのをお迎えしたら、ある日突然にぎり文鳥になりました。

−そういう素質があったんですね。

そうだと思います。その時は先に白文鳥のオスがいて後から桜文鳥のメスが来たのでまったく相性が合わなくて後から来た新入りはいじめられていたので逆に人間に懐いたのかもしれません。

−普段は放し飼いですか?

父親が部屋で特に用事のない時はずっと出してます。あっちこちフンの掃除が大変です(笑)。
今は三羽なので今までで一番多くて出しっぱなしだと大変です。
人間が二人しか居ないので気をつけて見ている時は文鳥たちは好きにしていて良いという感じです。
箱で作った別荘が置いてあるところがあるので、だいたいはそこに居ますね。

−文鳥たちは仲が良いですか?

兄弟二羽は一応仲良しです。シルバーは後から来た新入りなので仲間には入れません。かわいそうだけど……やっぱり人間に懐いてにぎりになってます。


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にぎり文鳥なシルバーちゃん(女の子)

−基地に入ってるのは白の兄弟だけでシルバーはにぎられているという感じですね。

白の兄弟は男同士基地に入っています(笑)。
シルバーは基地に寄って行くと追い払われるので距離をおいた近くに待機しています。
白の兄弟が別のところでで遊んでいる時に、シルバーが基地に入ります。でも白がシルバーが基地にいることに気付くと、戻ってきてまたシルバーを追い出します。

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基地が大好き白文鳥兄弟

−白の兄弟とシルバーは何歳ですか?

白が二歳、シルバーが一歳半くらい。
そんなに年齢は離れてないけども、元々の兄弟の中には入れないです。
白の兄弟は最初三羽でうちに里子に来たのですが、その時は長男と次男がペアで三男が今のシルバーの位置でした。
四羽になった時どうなるだろうと思っていましたが次男がいなくなっちゃって。そうしたら長男と三男が一緒になりました。

●鳥の病気

長男がうちに来て半年くらいの時に原因不明で急に具合が悪くなって、エサが食べられなくなって。
病気の時は鳥は膨らむことが多いけど、ぎゅーって細く背伸びをしたような変な姿勢になってフンの色が血便かなという感じでした。その二〜三日後から膨らんできました。

近くの病院は鳥専門ではなかったので処置ができなかったので、市川の鳥の病院に行って一週間入院して原因不明のまま回復して元気になりました。
病院は今までも何度かは行ってますが入院は初めてでした。治ってくれて良かったです。その後は何事も無く。

基本的に……昔から飼ってるのもあるかもしれないけど健康診断はやらないことにしています。
やっぱり鳥専門の病院はそんなに無いし、普段からちゃんと見てあげることで健康に気をつければいいという考えになりました。

●ネットのこと

−文鳥のブログをはじめたきっかけは

放置してますが(笑)。
始めたきっかけは文鳥の記録になるかなと思って。
いろいろな人がブログをやり始めた時期に他の人のブログを見て。デジカメも使い始めたので、写真に撮ってブログで記録にしてという感じです。

−文鳥友達も増えました?

そうですね。
文章が面白い人とか写真がきれいな人とか色々いて。
それで文鳥まつりもネットで知って。
文鳥まつりはやっぱり一番文鳥友達が増えたと思います。
会場で初めて会った人やネットで知ってた人にそこで会ったり。
Meさん(文鳥作家さん)もブログで知り合って「文鳥まつり行きましょう」っていうことになって。
その頃はmixiでも文鳥友達が増えました。
文鳥まつりの日は文鳥オフ会をしていました。年に一度の集まりと言う感じで。

●文鳥グッズ

最初の頃は文鳥であれば何でも買ってたけど、この頃は増えたので自分の好きなモノを選んで買うようになりました。
一般のメーカーから文鳥グッズが出るというのは昔は考えられなかったです。

●鳥カゴの思い出

小学校〜中学校の間は丸い金のぶらさげるカゴを使っていて、下に皿が付いているのですが掃除はしづらかったです。
高校の時に引越してから使っていたのは小型の四角いカゴだったんですけど、丸いカゴは使ってなかったけどまだ取ってあって。
就職した後引越しの時に丸いカゴを捨てました。ボロボロだったし取っておくような高価なものではなかったんですけどそのカゴを捨てた時は少しさびしかったです。

文鳥が水浴びに使っていた色々な容器は実用性で今はプラスチック製になってますね。

●文鳥との関わり方

−これだけ長く文鳥と付き合っていると、接し方なども変わってきましたか?

あんまり人間の方の生活環境ー結婚したり子どもが出来たりが無いのであまり変わってない気がします。普通に家族という感じで。
一羽飼いの間はあまり名前を呼ぶことがなくて、鳴き真似で…文鳥語で話すみたいなことが多かったので。二羽飼いになった最初の時も…一番長生きした二羽の時もまとめて「文鳥」って呼んでました。
その後のジョイ、フルの時から名前で呼ぶようになって。ネットの情報が増えた時に「ちゃんと子どもの時から名前を呼べば返事をする」と読んで名前を呼び始めましたけどあまり通じてなかったみたいです。
ちゃんと自分の名前に返事というのは今まで成功してないです。

オフ会で先輩を真似てさえずりの継承という話をしていたことがあります。
うちではヒナを孵していないのでオスとオスで先輩と後輩が重なっている事はなかったので、私が工藤さんで買った時の桜文鳥の歌とホームセンターで買ったジョイの歌と、今の兄弟の歌、私が三種類歌えます。

−カオさんが覚えているんですね。歌を文鳥に教えたりしないんですか?

人間風になってしまうのでたぶん覚えてもらうのは難しいと思います。
しゃべる文鳥もいましたよね?そういうのも憧れがあります。
インコと違って舌が違うのに喋れるんだなぁって。
うちのもさえずりの中で「ポコちゃん」には聞こえるんですけど。「ピーヨポコちゃん」って聞こえます。言いやすい言葉なのかしら。

−名前の付け方はこだわりがありますか?

よくネットで見かけるようなことはうちは全然ないです。
とにかく白と黒だったし……あ、小学校の時の白文鳥の二羽は「クク」と「ココ」でした。単純に呼びやすい名前です。
三兄弟は「ピピ」「ププ」「ポポ」にしました。
ホームセンターで買った子は「ジョイ」と「フルフル」だったので。

−お店の名前ですね(笑)。

最初一羽だけだったので「ジョイ」で、次が同じところから来たので「フルフル」に。
シルバーはフルフルちゃんと似ているところがあったので、シルバーの「ル」と「フルフル」の「ル」で「ルル」ちゃんです。

−基本は呼びやすい名前ですね。

あんまり凝ってないです(笑)。

−カオさんにとって文鳥とはどういう存在ですか?

居て当たり前……必ず居て欲しい存在です。

文鳥は自分家のだけじゃなくてペットショップとか外で他の文鳥を見られるところが好きです。
文鳥オンリーの文鳥カフェが欲しいです。

−文鳥好きな人が気軽に集まれる場所があるといいですね。

そうしたら一年中文鳥まつりですね(笑)。

(写真はカオさん提供)