文鳥と暮らすひと 第4回 しなぼんさん

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文鳥と暮らすひと 第4回 しなぼんさん

「文鳥と暮らすひと」第四回はしなぼんさんです。少し前ですが六月にしなぼんさんのご自宅にてインタビューを行いました。
このインタビューの間、ハトの「サブレ君」がずっとポッポルーと鳴いていました。

しなぼんさんプロフィール
元ダンサー。
動物好きな一家で育ち、現在は夫と二歳児と八羽の鳥たちに囲まれ暮らす。

−鳥歴を教えてください。

子どもの時から飼ってるから……文鳥も飼ってたしセキセイインコも飼ってたし……。
一番最初は親が飼ってたカナリアかな。あとはコザクラインコも飼ってた。
でも大学生くらいで最後文鳥とセキセイインコを飼ってて、それがいなくなってからはしばらく空いてます。
オカメインコがずっと気になってたんです、飼ったことがなくて。そしたらカインズホームでオカメインコに会いまして「飼いたい!」ってなって連れて帰ってまた鳥の暮らしが復活しました。その子がシナモンさんです。

−子どもの頃に飼ってた鳥は自分で「これが飼いたい」って思って飼ったんですか?

よその家で生まれてもらったりしたのも。多分セキセイインコとかそうだと思うけど。
私が欲しいって言って飼ったのは……文鳥はそうだなぁ。でも母親も好きだったから一緒にペットショップに行ったりして「かわいいね」って言って。
どうやって家に来たかを覚えている鳥ってある程度大きくなってからなんですよね。小さい頃に来た鳥っていうのはいつの間にか来てたから。

動物をひと通り飼ってたから、その中に鳥が居たって感じだったんですよ、子どもの時は。

−ご結婚後に鳥が増えましたよね。

結婚前にジャンボキンカ二羽とみぞれ(ボタンインコ)が来たんですよ。で、結婚したらこんないっぱいになっちゃったでしょ。でもまさかフクロウと暮らすとは思わなかった。


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白文鳥の大福さん。人見知りしない文鳥さんです。

 

●白文鳥の大福さんについて

−大福さんは最初から懐いてくれました?

懐いてはいたと思うんだけど、私も文鳥を飼うのは久しぶりだったから。扱いが分からない。他所の家の鳥はみんなそうだけどみんなそれぞれの扱い方があるからどう触っていいか分からなかったけど。慣れたら平気でしたね。
もしかしたら最初からそんなに変わってないかもしれないけど多少距離があったかな。

−手乗りの鳥は大福さんだけですか?

オカメインコ二羽も手乗りだしハトも手乗りだけど、オカメインコは出せないから(発情抑制中)。
たまに触るけど、ずっと出したままにはできないから愛でるのは大福さんかハトですね。

−大福さんは他の鳥には興味がないですか?

興味ないです。人間だけ。

−たくさん鳥がいる中で文鳥の大福さんはどういうポジションですか?

大福さんはね……。旦那さんのオンリーワンなので一人だけ居る場所も違うし……。
他と何かが違うって言われたら……わりと分け隔てなく愛してるけど……旦那さんの奥さんなんで(笑)。
特別といえば特別かもしれません。大福さんオスだけど。

−ご結婚前になんぼさん(旦那さん)の大福との結婚宣言を聞いた時はどう思いました?

変わった人だなと思いました。大福さんのことが好きなんですねぇって。
なんだろうね、変わった人だよね。
でも今は大福さんは(なんぼさんより)私の方が好きだと思いますよ。圧倒的に。

−なんぼさんは相変わらず大福さんを妻として可愛がってますか?

どうだろう……可愛がっているとは思うけどそんなにいつもいつも手に乗せてるわけじゃないし。私の方が圧倒的に触ってる回数多いと思う。
でもすごい気にはかけてますよ。

−精神的な支えという感じでしょうか。

どうなんだろうね。
男の人だからかもしれないけど、男の人ってそんなにベタコラベタコラ触る感じじゃないじゃないですか。なんぼさんもそうでもないんだけど、大福がここにいないときっと寂しいと思います。

●大福さんの不調

いやー、でも大福ほんと良かった。全然手に乗らなかったんですよ。
カゴを開けて出てくるには出てきたんですよ。だけど手には乗らなくてわーっと飛んでいって、それでパニックになって口が開いてきて、すぐにカゴに戻したら口を開けてて。迂闊に出せないなと思って。

そう、しばらくケージから出てこなくて諦めかかってたんだけど。
前はバードバスを取り外す時に一緒になって出て来てたんですけど全然そういうのがなくなってたのに、ある日外そうとしたバードバスに入ってきてたんですよ。だからあれ?っと思って手を出したら乗ってきたから「あ〜、来たんだけどー!」って。なんぼさんと二人で「良かった〜」って。

−大福さんは今おいくつですか?

7歳……。手に乗らなくなったりした時に微妙な年齢かもなーと思って。このくらいで落ちちゃう子もいるから大丈夫かなと思ったんだけど。
最近ちょっと調子良くなってきたから一山越えたかなと。

この間久しぶりに手に乗るようになった時に、とりあえずこれだけはしようと思ってやったのが爪を切ったことだったんですよ。また明日どうなるか分からないから。手に乗るうちに爪切ろうって。

 

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換羽中。

 

●大福さんのお世話係

−しなぼんさんにとって大福さんはどういう存在ですか?

何だろうな……。やっぱり大福さんは私のものじゃないんですよ。私に一番懐いてても。だから、大事な預かり物みたいな。
もちろん可愛くて私の飼ってる鳥に違いないけど……大事な人の大事なものですね。
旦那さんの宝物だから。

−あくまでも飼い主はなんぼさん。

そうそう、私はお世話係。そんな感じかも本当に。

−奥さんの方が文鳥が好きで飼ってることが多いけど、逆はあまり無いですよね。

そうですねぇ……。なんぼさんは一番最初に迎えたのが大福で、大福があまりにも可愛くて他の鳥も飼ってみたいと思ったみたいだから。ここが始まりだからすごく特別なんだと思う。

文鳥を飼ったら興味がわくのもわかりますよね。
文鳥ってすごくかわいいじゃないですか。鳥ってかわいいんだって一番わかりやすいじゃないけど。

確かに大福は特別なんだけど、他の鳥と比べて他は可愛くないかというとそんなこともなく。オカメインコもすごく好きだしハトめっちゃおかしいし。
あぁでも文鳥がとりわけ可愛いのはやっぱりこの形なのかな。

ハトは可愛いけど意思の疎通は難しいんですよ。
すごく懐いて手にも乗ってくれるけど。

インコも可愛いですよね。インコも頭いいなぁと思うんですよ。すごく懐くし。
でも姿はフィンチの方が好きかも。子どもの時から。
インコって色もきれいだし可愛いと思ってたけど、この丸いくちばしにどうも違和感を感じてたんですよ。小鳥といえばとんがったくちばしというイメージで。
あとこの下ぶくれ感もいいですね。

「青い鳥」ってお話あるじゃないですか。青いインコを見て「青い鳥って可愛いな」と思ってたんだけど、でも青いくちばしのとんがった鳥の方がいいなって思ってたんです。
文鳥はインコより一途な感じがしますよ、なんとなく。まっすぐな感じが。
インコは色々もっと考えてそう。

大福さんは私が好きっていうのもあるけど手のひらが好き。
でもemiさんところの文鳥ちゃんみたいに「どうしてそこまで好きになれるんだろう」みたいな、あきぴょんのことを。不思議ですよねあそこまで入れ込めるって。

−あれはオスメスの差という気がします。メスはけっこうあんな感じです。

メス特有?
そういえばメスの文鳥を飼った記憶がないんですよね。
ちっちゃい頃には居たのかもしれないけど、一番最後に飼ってた白い文鳥はオスだったんですよ。今思えば。その時はオスメスって考えて飼ってなかったんだけど。
ぴょんぴょん跳ねてたんで。

−オスの文鳥は友達とか恋人っていう感じで、メスは奥さんっていう感じがします。距離感というか。

大福はどんな感じだろう。そんなに頼られてるっていう感じはしないんだよな。
ああ、でもそうか。友達みたいな感じかもしれないですね。そういう風に置き換えて考えるなら。

文鳥は可愛いですよね。他の鳥もかわいいけど他の鳥はこうやってまじまじと見て「かわいい」っていう風にはそんなにならないんだけど。可愛いですよね。

●鳥との距離

−お子さんができて鳥との距離とかつきあい方は変わりましたか?

やっぱり前みたいに気軽には出せないですよね。子どもが大きくなって衛生的なこととかそこまで気にしなくなったかもしれないけど、今度は彼(お子さん)が色んな所を開けられるようになったからそういう意味ではもっと気を付けないといけなくなったかもしれない。
大福も前ほどは出さなくなっちゃったよね。しばらく出してなかったかもしれない。それで拗ねたのかな。

−「大福の卵を産みたい」って言ってましたけど。

そう、大福の子どもが欲しいなと思って。なんぼさんもずっと言ってたし。
「大福の子どもがいないのがそれだけが残念だ」って。
文鳥を増やすにしてもどうぜだったら大福の末裔がいいな、じゃないけど。
でもこの調子でしょ?(大福さんは鳥に興味が無い)
手にべったりだから。なでなでしたらピポピポ言い出すし、だったらもう私が産めたらいいのにと思った(笑)。

 

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